
こんなお悩みありませんか?
机のまわりが、付箋だらけになっていませんか。
訪問先でいただいた紙の書類を、事業所に戻ってから打ち直す。あの時間、けっこう長いですよね。

付箋にメモしたはずなのに、どこに貼ったか分からなくなるんです…

よくあります。今日はその「あるある」を減らすワザだけを集めました
2026年7月28日(火)の夜、オンラインPCスクール「タダスク」で講座を担当しました。
テーマは「知っているだけで、毎日の手間がフワッと軽くなる操作」です。
この記事は、その日お話しした内容をまとめた開催レポートです。当日ご参加できなかった方も、読むだけで試せるように書きました。
この記事で分かること
- 無料のメモアプリ「Google Keep(グーグル キープ)」で、付箋メモを卒業する方法
- 紙の書類を写真に撮るだけで文字にして、パソコンに貼り付ける手順
- 覚えた分だけラクになる、ケアマネ業務で使えるショートカットキー
講座の概要
- 開催日:2026年7月28日(火)20時〜21時
- 主催:NPO法人タダカヨ「タダスク」(介護従事者向けの無料オンラインPCスクール)
- 講師:東川信一(にこにこ)主任介護支援専門員/スマート介護士BASIC
- テーマ:超厳選!ケアマネ仲間が「もっと早く知りたかった」と一番感動した基本の便利ワザ講座
- レベル:入門(見るだけの参加も歓迎)

この日のゴールは、ひとつだけ。「パソコン操作が楽しくなる」ことです
当日お伝えした内容
当日は、大きく4つの内容をお話ししました。順番にご紹介します。
① 紙の付箋を卒業! 無料メモアプリ「Google Keep」
Google Keep(グーグル キープ)は、グーグルが無料で提供しているメモアプリです。
パソコンでもスマートフォンでも使えて、同じ内容がどちらにも表示されます。
ケアマネ業務で「うれしいこと」は、この5つです。
- 紙の付箋が、いらなくなる
- 大事なメモを、なくさない
- パソコンとスマホの両方で同じメモを見られる
- 紙の報告書を、かんたんに文字にできる
- 音声入力が使えるので、キーボードを打つ時間が減る

スマホでメモして、事業所のパソコンで続きが書けるということですか?

そのとおりです。同じグーグルのアカウントで開けば、そのまま続きが書けます
そのほかにも、こんな機能があります。
- リマインダー(決めた時間にお知らせしてくれる)
- メンバー共有(同じメモを他の人と一緒に見る)
- 背景色の変更・ラベル付け・アーカイブ(メモの整理)
- 画像の挿入、図形描画・手書き、チェックボックス
- 画像テキスト抽出(写真の文字を読み取る)
- 音声入力
この中で、当日いちばん驚いていただけたのが「画像テキスト抽出」でした。
② 紙の書類を写真に撮るだけで、文字になる
紙の書類を、キーボードで打ち直さなくてよくなる機能です。手順はこうです。
- スマホでGoogle Keepを開く
- カメラのマークをタップして、紙の書類を写真に撮る
- 撮った写真をタップして開く
- 画面右下の「…」(三点リーダー)をタップする
- 「画像のテキストを抽出」をタップする
- 写真の中の文字が、メモの文章として出てくる

えっ、それだけですか?打ち直さなくていいんですね

それだけです。ただ、いくつかコツがあります
当日お伝えした注意点です。
- 1回目でうまく読み取れないことがあります。2回試してみてください
- スマホでうまくいかないときは、パソコンからでも文字にできます
- メモが増えると探しにくくなるので、ラベルをつけて分けておくと安心です
読み取った文字をパソコンで使うときは、同じアカウントでGoogle Chrome(グーグル クローム)を開きます。
必要なところだけを選んでコピーし、介護ソフトやWordに貼り付ければ完成です。
読み取った文章は、行がバラバラになることがあります。そんなときはAIに「読みやすく整えて」とお願いすると、きれいにまとまります。

これ、認定調査票や主治医意見書の入力でそのまま使えそうです

使えます。ただし、個人情報の扱いだけは慎重にお願いします
利用者さんのお名前や住所が写った書類を扱うときは、事業所のルールを必ず確認してください。
AIに文章を整えてもらうときは、名前や住所を消してから(マスキングしてから)貼り付けると安心です。
③ 覚えた分だけ速くなる、ショートカットキー
ショートカットキーとは、キーボードだけで操作を済ませる方法のことです。
使う理由は3つあります。
- 時間の節約:マウスでメニューを探すより速い
- 疲れの軽減:マウスを動かす回数が減り、手や腕がラクになる
- 集中が途切れない:手をキーボードから離さずに済む
まずは、この8つから覚えてみてください。
| キー | できること |
|---|---|
| Ctrl + C | コピー(Copyの頭文字) |
| Ctrl + V | 貼り付け |
| Ctrl + A | すべて選択(Allの頭文字) |
| Ctrl + Z | 元に戻す |
| Ctrl + Y | やり直す(元に戻すの取り消し) |
| Ctrl + F | 検索(Findの頭文字) |
| Ctrl + P | 印刷(Printの頭文字) |
| Shift + Windows + S | 画面の一部を切り取って画像にする |

Ctrl+CとCtrl+Vは知っていましたが、Ctrl+Yは初めて知りました

「元に戻す」をやりすぎたときの救世主です。私も毎日使っています
慣れてきたら、この7つもおすすめです。
| キー | できること |
|---|---|
| Ctrl + マウスのホイールを回す | 画面の文字を大きく・小さくする |
| F5 | 見ているページを最新の状態にする |
| Windows + 矢印キー(←→) | 画面を左右に分けて2つ並べる |
| Ctrl + Shift + T | うっかり閉じたタブを復活させる |
| Windows + V | コピーした履歴の一覧から選んで貼り付ける |
| Windows + Tab | 今開いているアプリを一覧で見る |
| Windows + H | マイクに話した言葉を文字にする(音声入力) |

Ctrl+Shift+T…これ、前に泣いた経験があります

閉じてしまったタブが戻ってきます。知っているだけで気持ちがラクになりますよ
④ ケアマネAIパートナー「右腕くん」のご紹介
後半は、私が作っているAIパートナー「右腕くん」をご覧いただきました。
2018年ごろ、「AIケアプラン」という言葉が広がったとき、「ケアマネの仕事が奪われるのでは」という不安の声がありました。
でも今のAIは、ケアマネジャーの代わりではなく下書きを手伝う相棒として使えます。
「右腕くん」は、次の資料をもとに、書類の「たたき台」を作ってくれます。
- 認定調査票(基本情報)
- 認定調査票(特記事項)
- 主治医意見書
- アセスメント時のメモやアセスメントシート
できることは、たとえばこんなことです。
- アセスメントで足りていない項目を指摘してくれる
- 課題分析標準項目23項目に振り分けてくれる
- 課題分析を、目に見える形で表示してくれる
- 課題整理総括表に整理してくれる
- 第1表〜第3表の案を、複数出してくれる
- そう考えた根拠を示してくれる
- 担当者会議録・支援経過・事業所への依頼書・医療連携シートの下書きも作れる

そして最後に、必ずケアマネジャーへのねぎらいの言葉を返してくれます

AIにねぎらわれるんですか。それはちょっと、うれしいかもしれません
正確さを求めるなら、Google Geminiの有料版をおすすめしています。無料版は1日の回数に制限があります。
ただ、無料版でも十分に試せます。まずは無料版から触ってみてください。
⑤ AIで作ったクイズに挑戦しました
最後は、恒例の確認クイズです。
このクイズアプリは、Google GeminiのCanvas(キャンバス)という機能で作りました。パソコンからでも、スマホからでも参加できます。
「学んだことを、その場で使ってみる」。これが、いちばん記憶に残ります。

クイズがあると、なんだか楽しく覚えられますね
まとめ
今日お伝えしたことは3つです。
- Google Keepを使えば、付箋メモも、紙の書類の打ち直しも減らせる
- 写真の文字起こしは「2回試す」「ラベルをつける」「個人情報はマスキング」の3つを守る
- ショートカットキーは、まず8つ。覚えた分だけ毎日がラクになる

全部を一度に覚えなくて大丈夫です。ひとつだけ、明日試してみてください
パソコンは、少しずつ「怖くないもの」に変わっていきます。あせらず、ゆっくりいきましょう。
📄 当日のスライド資料をプレゼント!
当日使用したスライド資料(全179ページ)を、ファイルサイズの都合で3つに分けてご用意しました。復習にぜひご活用ください。
① スライド資料①(1〜100ページ)
② スライド資料②(101〜129ページ)
③ スライド資料③(130〜179ページ)
次回の講座について
タダスクでは、ほぼ毎日、様々な講師がICTに役立つ講座を予定しています。参加は無料です。
見学だけの参加も大歓迎です。カメラオフ、聞くだけでも構いません。
→ ケアマネAIパートナー「右腕くん」シリーズ
→ 【2026年8月7日開催】ITが苦手でも大丈夫!「右腕くん」ゆっくり見学会
→ オンラインPCスクール タダスク



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